とうえのブログ

若年性パーキンソン病でアラフォー難病女子の自由な思いや日常

パーキンソン病患者だけど温泉一泊旅できた

こんにちは、とうえのです。

 

クッソ真面目に仕事をしていたけど、理不尽な言いがかりやうだつの上がらなさにどーにもこーにも自暴自棄気味になり、なんだか全てがどうでも良くなったため、じゃらんのサイトをみて突発的に3日後の予約を取りました。

 

結論として、行って良かったーー!!!

温泉と朝夕バイキングの食事、非日常感の空間に身を置いたことで心がスッキリと洗われました。

 

パーキンソン病の状態になって、旅行はできなくなったと諦めていました。

オフがいつ出るかわからなかったから、日帰りの温泉も好きだったけど怖くて行けなくなっていました。

 

でもでも約5年ぶりの温泉。

もうどうなってもいいという気持ちで行ってみましたが、19時間という短い宿泊時間の中2回も温泉に入ることができたことで、出かけることへの自信がついた気がします。

 

ただ焦ったことが一つあります。

それは食事がバイキング形式でお盆を持って取りに行かないといけなかったのですが、食事前にしっかり薬を飲んだにもかかわらず、夕食バイキング会場へ行きお盆を取ろうとしたら、すくみ現象が発生したんですよ。

 

足がうまく動かすことができない、めっちゃ迷惑なすくみ足。

その場に固まり足が動かない、絶望感に襲われて困り果てていました。

 

その時お盆を載せるカートを押している人が目の前を通り、すぐさまスタッフに聞き、用意してもらいました。

涙が出るほどありがたかったです!

後から調べたらバイキングカートというものみたいですね。

 

カートを使うことで、安心して料理を見て回ることができました。

朝食の時もバイキングカートをもちろん使いました。

パーキンソン病になったけど、楽しいことやワクワクすることを諦めることないんですよね。

 

何もできなくなった、どこにも行けない、なんて自分の可能性に蓋をしてひたすら引きこもっていたのですが、それでは長い人生自分がかわいそうです。

病気になってしまったけど、自分を喜ばすことが大事ですね。

 

また旅行に行きたいな〜、日帰りでの温泉にも行きたい!

行けることが分かったので、考えるだけでもとてもワクワクします。

 

行きたいところへは行けるうちに行ってみよう、やりたいことはやらないで後悔よりやってみよう、身体は不自由になったけど、気持ちは自由なんです。

改めて気づきました。

 

ではでは今回はこの辺で。

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