とうえのブログ

若年性パーキンソン病でアラフォー難病女子の自由な思いや日常

しょうがないは生きていくための魔法の言葉

こんにちは、難病独女のとうえのです。

心が折れてしまう時って頻度的に結構あるのですが、それは自分の状態や状況について考えてしまう場合です。

 

なんで病気になったんだろう。

病気になったこの身体でいるのがしんどい。

 

この身体のせいでココロが可哀想だ。

身体とココロが切り離せたらいいのに。

こんな身体で過ごしていけないよ。

 

動けなくなったらどうする!どうなる!

結婚してない子供もいない、何のために存在しているんだろう。

一人で生きていく自信がない。

 

収入がなくなったらどうしたらいい?

無収入でも生存税は搾り取られるし。

 

などなど、思い詰め始めると絶望感に支配されてしまい、この残酷な世界に生存していくことが、とても嫌になって自暴自棄になります。

その負の感情が治まるまでは自分のことをめっちゃ非難しまくって貶して、飽きたらない時にはさらに世の中や世界までも汚い言葉を吐いて一人で罵っています。

 

闇の感情を吐き出すだけ吐き出すと、冷静になることができます。

気持ちが落ち着いて、真っ先につぶやく言葉が「しょうがない、しょうがないんだ。この世界の10割はしょうがないでできているからどうしようもない」と諦め力を発揮します。

 

難病の身体だけどしょうがない。

 

結婚しなかったのは自分が選択した人生、しょうがない。

 

子供がいないのは、自分の遺伝子の入った可哀想な子を生み出さないようにと決めた自分の選択肢、しょうがない。

 

今は働けているので、しょうがなく今の仕事をしていこう。

 

無収入になったらなった時の自分がきっと最善の選択をしてくれると思うので、今は考えない。

 

世の中しょうがないことだらけなんだよ。

 

と、無理矢理にでも何とか自分のココロを納得させます。

人間として生を受けてしまったのでしょうがないです。

 

「しょうがない」はどうしようもないのでまぁとりあえず生きているか、と気持ちをリセットさせてくれる魔法の言葉なのです。

 

ちなみに荒ぶった時の自分はそれはもうドン引きするぐらい般若ように怒り狂うので、冷静になったらその時の記憶はできるだけ消去します。

感情を吐き出しながら、しょうがない精神で生きていく。

 

そう考えて、1日1日を過ごしています。

今回はこの辺で、それではね。

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