とうえのブログ

若年性パーキンソン病でアラフォー難病女子の自由な思いや日常

自分の心は自分で守る[難病罹患者の心の辛さ解消法3つ]

こんにちは、難病女子のとうえのです。

 

私はパーキンソン病という難病の一つに罹っています。

仕事のこと、お金のこと、日常生活のことなどなど、ままならなくなった身体でこれからどうしようか、どうやって生活していけばいいのかと毎日毎日悩んで頭を抱えていた時期がありました。

 

ほぼ一日中悩みっぱなし、誰かに話すことも相談することもしないで、一人でもんもんと考えていると心が疲れてくるんですよね。

病気でダメージを受けている身体、なのに心に対して余計なダメージを自ら与えてしまっていたんです。

 

今現在はその当時に比べると、かなり心の負担は減ったと感じています。

難病になってしまったことで一人で悩み苦しみ、前に進めなくなってしまっている、すごく辛いですよね。

 

そんな心の辛さはできるだけ早めに解消しましょう

今回は難病女子であるとうえのの実体験を元に、心の辛さを軽くする3つの方法についてのお話になります。

 

 

悩みすぎるていると心はずっと辛いまま

考え込んで思い詰めるほど精神的ストレスはじわじわと蓄積されているんです。

過度なストレスは心を傷つけていきます。

 

ただでさえ難病で身体が弱っているのに、そのうえ心まで弱っていったら、いつまで立っても辛い気持ちは解消されませんよね。

ずっと辛いままでいると何もかもが嫌になり、自暴自棄になってしまいます。

 

私は自暴自棄が出現すると怒りの感情ややりきれない思いが爆発して泣き喚き叫びまくったり、物に当たったり、病気や世の中を憎んで口汚く罵ったりしていました。

とにかく辛くて辛くて、自暴自棄になっても病気が治るわけでもなく事態は何も変わらなくてまた辛い気持ちが襲ってきて自暴自棄になる、という毎日でした。

 

なんで自分はこんな病気になってしまったのだろう。

生涯ずっとこの病気の症状に苦しめられるなんて絶望しかない。

考えても絶望的な未来しか見えない。

 

初期の頃は自分の身体の状態異常に恐怖と怒り、どうにもならない悲しみの感情しかありませんでした。

負の感情に支配されていれば、心は辛いままなのです。

 

難病罹患者の心の辛さの解消方法

難病になってしまった」という事実はとてもショックが大きいものです。

悩んでしまうのは当然だと思います。

 

治らない病気のせいで身体は辛い、精神的にも辛い、しんどい、この負の思考のループにハマってしまうと抜け出せなくなってさらに苦しんでしまいます。

辛いことは少しでも減らしたいですよね。

 

心の辛さを解消する方法を3つほどご紹介したいと思います。

 

 

自分の病気の症状について知る

1つ目は自分の病気の具体的な症状を知ることです。

症状を悪化させる要因等分かっていれば、冷静な対応ができるようになります。

 

パーキンソン病の症状は人によりますが、緊張したり急いで何かをしなければならない時など、精神的な揺らぎが発生時すくみ足症状や足に力が入らなくなるなどの症状が強くなります。

薬を飲んでいても出てくる症状なので本当に厄介です。

 

疲れやすいのもこの疾患の特徴ですが、心身の疲労も症状悪化に繋がります。

なので精神的揺らぎへの対処として、できるだけ疲れないように、精神的動揺を避けるように過ごすことである程度回避することができるようになりました。

 

症状への対処する方法が分かっているというのは安心材料になり、心の辛さの軽減に繋がります

 

 

悩みは一人で抱え込まない

心の辛さを解消する方法として2つ目は、悩みは一人で抱え込まないことです。

一人で悩めば悩むほど心はダメージを確実に受けて、回復が遅くなってしまいます。

 

回復が遅ければ更なるダメージでもっともっと傷ついてしまい、心は辛いままです。

悩みを一人で抱え込まないこと、自分の中に溜め込まないことが大事です。

 

誰かに聞いてもらう、知ってもらう、それだけで心はふっと軽くなり回復してきます。

溜め込みすぎて大爆発してしまったら修復や後始末はかなり大変な作業です。

 

話すというのは放つこと、話して吐き出して楽になりましょう。

身体の現状はしょうがないですが、悩みを放ってガス抜きをすることは心の辛さを減らしてくれます

 

ちなみに難病女子のとうえのはSNSを利用してガス抜きをしちゃってます。

 

 

同病仲間と繋がろう

3つ目の心の辛さ解消法ですが、これが一番効果的かもしれません。

自分と同じ病気に罹っている人たちと繋がることです。

 

難病に罹ってしまったという辛さは自分もそうなっているので分かります。

ただ難病は多々ありますので病気の症状も人様々です。

 

同じ病気に罹っている人たちと繋がったことで自分の中のもやもやや不安が解消され、大袈裟に言えば「世界が広がった」という感覚でした。

自分と同じ病気の人たちがいるというだけで「一人じゃない」という安心感が生まれて、心の辛さがかなり減りました。

 

同病ということで理解できる部分や共感する部分がありますし、自分より病歴が長い方々も多いので情報を得ることもできます。

今の時代繋がり方は色々ありますので自分に合ったコミュニティを見つけてくださいね。

 

繋がり方は自己責任ですが、怪しいサイトや勧誘などには十分注意してください。

弱っている人に付け込んでくる輩はいますので、自己防衛をしっかり対策して繋がりを見つけていきましょう。

 

 

さいごに

難病罹患者の心の辛さの解消法を3つご紹介しました。

 

・自分の病気の症状について詳しく知る

・一人で悩まない抱え込まない

・同病仲間との繋がりで安心感を得る

 

難病という病気と生涯戦わないといけない私たちですが、自分の心は自分で守っていかなければなりません

辛さに押しつぶされて、立ち止まってしまうこともあります。

 

自己防衛力を高めて、心の辛さを少しでも減らしながら前に進んでいきたいですね。

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