こんにちは、とうえのです。
今はケアマネをしていますが、介護職時代もありました。
介護職はきつい仕事というイメージがありますが、介護職ならではの魅力もあります。
今回はその中で3つの介護職の魅力についてお伝えしていきたいと思います。
まず「働く場所に困らない」ことが挙げられます。
介護職は基本的に高齢者を対象としている仕事です。
なので超高齢化社会の日本にとって、今もこれからもなくてはならない職業といえるでしょう。
現在の日本は少子高齢化社会です。
高齢者の数は増えているのに対して、それに反比例するような形で15歳〜64歳の生産年齢人口が減っていっています。
将来的には今後さらに少子化は加速していくだろうと推測されています。
2015年には第一次ベビーブーム世代のいわゆる団塊の世代と呼ばれている多くの方たちが前期高齢者(65〜74歳)となりました。
それから10年後の2025年には高齢者の人口数はおよそ3500万人になると推測されています。
高齢者の増加に伴い介護施設はさらに必要となってくるため、施設の数もこれからますます増加していきます。
それと同時に介護をする人も必要となるため、介護職としての働き手は非常に重宝されていくものと考えられます。
そして、一旦介護職に就くことでその経験はあなたのスキルは財産となり、それを持っていることで勤めているところをやめたとしても、また他の介護施設で働くことは経験があるので容易になります。
施設の数が多くなっていく分働く場所に困ることのないというのは介護職としての十分な魅力といえるのではないでしょうか。
介護職の魅力の2つ目として「未経験でも勤めることができる」です。
介護職は需要はあるのに働き手が少ないといわれています。
近年の有効求人倍率は3倍を超えていることもあり、場合によっては5倍以上というところも珍しくありません。
慢性化している人手不足の解消のため介護職の人材確保をなんとかしようと国の方でも積極的な動きが見られるようになってきています。
待遇の改善や資格取得へのサポート、介護ロボットの導入や外国人介護士の雇用などがありますが、中でも介護職員を募集している施設の採用要件として、
「未経験者であっても、やる気がある人は採用したい。」
「基本的な人とのコミュニュケーションがとれる人なら他業界からの転職者でも歓迎する。」
という考えのところも非常に多いです。
実際介護職の求人には「未経験者でも歓迎」と表記しているのをよく見かけます。
現に他職種からきた未経験の人が介護職として頑張って働いている話はよく聞きますし、未経験で働き始めてから介護の資格を取得した人も大勢います。
経験がないから不安がある…
未経験者で介護職が務まるのか心配…
その気持ちは分かりますし確かに勇気がいることです。
しかし介護職というのはいつの世でも非常に求められている職種の一つです。
そのため未経験者でもスムーズに受け入れるところが多くなりました。
働く気があるなら年齢もあまり関係がありません。
基本どの施設でも新人マニュアルがあり下地が整っていて、未経験な人でも入りやすく飛び込んで行きやすいのが通常です。
ベテラン介護士だって初めは未経験者だったのですから、やる気や熱意があるなら積極的にチャレンジするのが良いでしょう。
介護職の魅力の最後の3つ目は「困っている人のサポートができる」ということになります。
介護職は人を相手にする仕事なので「人の役に立ちたい」、「困っている人を助けたい」、そういった仕事をしたいと思っている方にまさにうってつけの職業といえます。
常に人に接して、人を助ける仕事であるため、苦しんでいたり困っていたりする人に自分ならどうしてもらうのがベストなのか?、とその状況を自分のことに置き換えて考えることや感じることができる人は介護の現場ではより必要とされます。
「人のお世話をすることでやりがいが感じられる」
「感謝されるともっと頑張ろうという気持ちになる」
「人が嬉しい顔になると自分も嬉しくなる」
といったことなども介護職として勤めていると実感できることです。
困っている人のサポートができる、そしてそれがやりがいに繋がるとっても素敵なお仕事なのです。
介護職の魅力を今回は3つほどご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
介護職は非常にニーズの高い職種です。
働く場所によって求められることは変わってきますが、その中で介護職としての魅力をあなたも是非見つけてみてくださいね。