とうえのブログ

若年性パーキンソン病でアラフォー難病女子の自由な思いや日常

パーキンソン病薬は治すためではなく生存するためのもの

目覚めて薬飲んで活動して、薬が切れてきてまたすぐ薬を飲んで活動を続ける。

パーキンソン病患者とうえのは日中こんな感じです。

 

生きていくためにはお金が必要。

お金を手にするためには仕事という労働をしなければならない。

仕事を行うためには動く身体が必要。

仕事を続けていくには身体が動いていてくれないといけない。

 

だからパーキンソン病にかかった私は薬を飲まなければいけない。

薬を飲まないでいると身体は動かないまま。

 

生きていくために、生命維持活動のために、人間として生存しなければならないために薬を飲むという制約が課せられてしまっています。

人として最低限の生活をしていきたいという気持ちがある為の義務のようなもの。

 

「一回くらい飲み忘れちゃっても、まあいっか。」

なんて軽い気持ちでいられません。

仕事場ではこの病気のことはカミングアウトしていないので、なんとか周りに気づかれないように隠れて薬を飲む日々。

 

50代60代の方々で昼食後にその席で薬を飲まれる方もいらっしゃいますが、「血圧高くてね〜」とあっけらかんと話されるのが非常に羨ましい。

パーキンソン病のとうえのの場合食後に飲むというわけにはいかないちょっと特殊なお薬なのです。

 

とにかく身体が動かなくなる前に次の薬を飲む、それだけなのですが飲む時間がその日の体調や仕事量、業務内容、精神状態によって変動するんです。

どうしても薬を飲むことができない場合がある業務だったり、精神的に不安定になると薬の効きが悪くなったり、天気や体調でも効いている時間が変わってしまうようです。

 

自分の意思は全く関係なくそんなことが起こるので、感覚で飲むタイミングを調整しています。

 

効き目が一日続く治療薬が早く開発されますように!!

むしろ治す手段が生み出されますように!!

 

治る見込みが今はまだないという難病、負けそうになりますが戦っていきます。

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