とうえのブログ

若年性パーキンソン病でアラフォー難病女子の自由な思いや日常

難病罹患で健康ではないといえなくもないらしい

こんにちは、難病罹患者とうえのです。

 

パーキンソン病という難病と診断されて、毎日毎日身体に発生してくる病気の症状と戦って心を折られ続けています。

薬が効いていれば、パッと見て「どこが悪いの?」と思われそうですが、筋固縮状態とかすくみ足とか痛みとか不眠とか頻尿とかバランス取れないとか足に力が入らないとかなどなど、本人の中身は必死で症状に立ち向かっているのですよ。

 

まぁ、人の気持ちは分からないというようにその人がかかっている病気の症状というのが分からないのはしょうがないんですけどもね。

一般の人たちの中に紛れて過ごしていくというのは、本当に本当に大変です。

 

ましてや自分は病名は隠したい派なので、何とか気付かれないように立ち回らなければなりません。

身体的にはもちろんのこと、精神的にかなり日々大ダメージを負っているわけなのです。

 

こんな状態の身体で生活していると、ちらほら耳にする「健康」という言葉に時々反応してしまいます。

難病という一生治らない病気になってしまった自分は、もはや健康と言える身体ではなくなったんだ

 

健康という単語を聞くたび聞くたびそんなふうに思っていました。

健康だった頃はもはや遠い遠い昔の話、健康な身体だった頃もあったなぁ、と懐かしみます。

 

たまたま「健康の定義」という単語を知る機会があり、調べてみたところ、1947年に採択されたWHO憲章の前文にこう載っていました。

健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。(日本WHO協会訳)」

 

怪我や病気の有無だけが、健康の判断材料でないというのですかね。

身体は困難極まりない状態になってしまったけれども、せめて「ココロ」だけでも健康的でいたいものです。

 

それでは今回はこの辺で。

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