とうえのブログ

若年性パーキンソン病でアラフォー難病女子の自由な思いや日常

ケアマネ職への憧れだけでケアマネになった自分を戒めたい

とうえのは介護福祉業界へは無資格で入りました。

そしてホームヘルパー2級を取得し、次に介護福祉士を取得、そしてケアマネの資格を取りました。

 

ケアマネをやってみたいと思った理由はぶっちゃけ不純です。

介護業務をやりたくなかったから。

ヘルニアなど発症して、膝腰足体壊れてきていたんですよね。

 

あとは当時ケアマネって介護職の上級職、と思っていましたし。

今はそんな気持ちはないですが、介護職時代はケアマネという職業が具体的に何をする仕事なのかよくわかっていなかったです。

上っ面だけしかみれていなかった。

なんか慣れたらカッコいいだろうな、現場に入らなくていいんだろうなくらいにしか考えていませんでした。

 

そして受験し受かった後、ケアマネとして実際に仕事をするためには研修で座学を受けなければならないことを知りました。

一日8時間ほどの座学を数日、それだけで座学のある研修に参加することに耐性がなかったために疲労感が凄まじかったです。

 

しかも研修の内容もちんぷんかんぷん。

事前課題で樹形モデル図で介護度を算出するみたいなのがあって、とうえのは祖母を対象者にして課題を仕上げていったのですが、見事講師から疑問を持たれました。

「この状態でこの介護度はなんか違うなぁ」と呟かれても、その時は意味が分からず。

正直今考えると要支援レベルの祖母を要介護1に仕立て上げていたのですから。

 

やっとのことで研修も終わりケアマネ資格を取り早速転職しましたよ。

少人数の居宅支援事業所に入ったのですが、まぁ大変。

介護現場とはかけ離れ、基本デスクワークでしたが指導する先輩が1人しかいなかったのです。

 

というのも4月1日に入社したのですが、先月2人辞めていてとうえのと同時期入社もう1人。

指導するにも2人の新人をみないといけないので先輩は大変だったと思います。

結局そこは事務員からの嫌がらせなどもあり早々に退社しましたけどね。

 

始まりはそんなんでしたが、アラフォーとなった今の今まで懲りもせずにケアマネとして仕事をしてきました。

施設ケアマネも居宅ケアマネも経験してきています。

ケアマネという仕事はほんっっとうに大変!、というのが結論ですね。

 

今回は居宅ケアマネの方をあげてお話ししますが、まず作成しなければいけない書類が多くて大変。

毎月の訪問業務や担当者会議の出席調整、事業所とのやりとり、利用者家族とのやりとり、医療との連携として病院とのやりとりなどなど、人対人のやりとりなので、とにかく失礼がないように気を使う。

 

緊急時などには休日であろうが対応をしないといけない場合もある。

さらに多忙な業務をこなしているのに容赦無くくる研修参加への知らせで、参加しないわけにもいかずに休日や時間外の研修参加。

通常業務だけでも目一杯になっているというのに、認定調査までやらなければいけないし、調査に行って帰ってきてから入力にも時間を取られる。

 

さらに鳴り止まない電話パレード。

同じ事業所に複数人ケアマネがいれば、自分の担当ケース以外にも他のケアマネのケースも把握していないと電話対応時パニックになる。

職場内での新人という自分の立ち位置ゆえに、来客や電話は積極的に応対必須、などなどなどなど。

 

書き出してみて思ったのは、気の休まる時がなかったんだなぁ自分…、と。

適度にやれて上手く仕事がまわせる人間ではないのですが、ケアマネという仕事以外できないままここまできました。

 

マイナス面のことしか書き殴っていませんが、居宅ケアマネの仕事はやりがいもあり、日勤の仕事が中心なのでプライベートと両立がしやすいことや転職が有利らしいです。

一つの仕事を集中してできる人は居宅のケアマネは向いているのではないかと。

 

まだまだ書き足りませんが、今回はこの辺にて。

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